シュトゥットガルトチームのおそうじ日記

STUTTGART osouji nikki

4回目のお掃除!

2018.05.19 sat シュトゥットガルトチーム posted by 岩瀬泰司
6人 / 5袋
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今年の2月から始めて、4回目のゴミ拾い。私は特別「晴れ男」ではないけれども、これまでは毎回天気には恵まれて来ているのは、大きな救い。
しかし、今回は休みの多いドイツの春のプフィングステン休暇(——)の初日に当たったこともあって、少なめでの活動となった。これまでは学生や家族連れの方の参加が多かったので、休暇に入ると参加者さんが少なかったというのは仕方がないことだろう(子供が学校にいるので、学校の休暇には家族で旅行することが多いので)。
一方で、これまではほとんど日本人つながりでの参加者がほとんどだったのが、今回やっと初のドイツ人が参加してくれた。そして、来月以降も先月流れたニュースを見てくれたり、ネットで知ったという人からfacebookのグループページを通して参加したいとの連絡がきているので、少しずつでも地元の人にもこの輪が広がっていってくれると思う。
来月からは、私が働いている学校(私は高校の数学教諭をしています)でも参加を呼びかけようと思っているので、同僚や生徒の参加も期待したい。

因みに、ドイツの学校では休暇がとても多く、秋休みが1週間、クリスマス休暇が2週間半、そあとにさらに2月に冬休み(ファッシング=——休暇)が2週間、春休み(イースター=復活祭休暇)が2週間、そしてこのプフィングステン休暇が2週間、そして夏休みが6週間と、学校に通う児童生徒達は年間に14週間もの休みがある計算になる(州によって時期や期間が異なるが)。
そして、一般企業でも入社一年目から30日の有給休暇(それとは別に傷病休暇が10日間ある)が保証されており、基本的に完全に消化が前提。というのも、部下に有給の消化をさせることが上司のマネージメントスキルとして評価の対象になっているため、とにかく部下に有給をきちんと取らせる様なシステムになっている。また、残業に関しても同様で、残業が多い=仕事と時間のマネージができないダメ社員という評価がついてしまうのは、日本とは真逆なところ。また、上司も如何に部下に残業をさせずに仕事を終わらせられるか、ということがマネージメントの評価対象になっており、部下の残業時間が多いと上司の評価が下がるというのも、日本とは正反対。また、多くの企業では残業が8〜10時間を超えると、それを一日分の有給休暇として強制的に消化しなくてはならなくなるシステムになっており、従業員もなるべく残業をしないように、仕事をする。
前述の様に、ドイツ企業では休みが多く簡単に取得できるので、子供の休みに合わせて親も有休を取り、旅行したりする。だから、休暇の期間になると街から人気がガクッと減る。夏は特にそれが極端で、夏休み中は街がとっても静か。レストランなどは夏休み中は休業や稼働日数を減らして営業したりしているところが多いほど。私が以前バイトしていたところは、8月は土日と水曜日のみの営業にしていたほど。