徳島チームのおそうじ日記

TOKUSHIMA osouji nikki

ごみゼロ阿波踊り2018

2018.08.12 sun 徳島チーム posted by 大内
90人 / 60袋
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【グリーンバードの夏を振り返って】
 
徳島大学大学院1年の大内です!
 

平成最後の夏から約1ヶ月
みなさんどうですか?
楽しい夏の思い出作れましたか?
 
グリーンバード徳島チームは、
先月開催された阿波踊りで沢山の思い出ができました!
 
今日はその事を日記にまとめたいと思います。
 
 
4日間で108万人が来場した徳島の阿波踊り
 

市内中心部を流れる新町川に沿って演舞場や舞台が展開され、個性豊かな阿波踊りの連が一斉に踊り始める雰囲気がとにかく凄くて
 

そんな徳島が誇る最高の夏祭りで毎年問題になるのが、市街地のごみの問題
街の至る所にごみが散乱していて、
それを片付けるのは本当に大変で
 
  
そんななか、「この問題を何とかしよう!」と立ち上がったのが徳島県内の環境団体の皆さん
 

”ごみゼロ阿波踊り実行委員会”という環境団体の連合をつくり、ごみを回収するブースを市街地に設置して阿波踊りをきれいな祭りにする活動を始められました!
  

グリーンバード徳島チームも実行委員会の皆さんの意思に共感し、5年前から水際公園でブースを構え、ごみを回収する活動を始めました。
 
「踊る阿呆に見る阿呆」とよく言われますが、
グリーンバードでは阿波踊りのごみボランティアに従事する人の事を「支える阿呆」と呼んでいます!
 

徳島チームの支える阿呆は毎年増えている一方で、実行委員会全体としては参加者が減っているという現状があって。
 

「阿波踊りを支える」という活動はキツいし、
汚れるし、暑いし、しんどい活動
 

この現状をなんとか変え、
支える阿呆も充実したお盆を過ごせられないかなぁ
 

そう考えた先に、
2年前の夏に生まれたのが「ごみゼロ連」
 

支える阿呆の自分達も
「踊る阿呆」として連を作って踊り、
祭りをめいっぱい体感しよう!というプロジェクト
僕は連長を務めています  
 

今年は徳島県内の高校生、大学生、社会人合わせて25人の徳島県内のメンバーと、
 
去年に引き続き東京から、
高円寺阿波踊りで「支える阿呆」として活動されている4名の大学生が参加してくれました!
 

徳島メンバーは、期末テスト明けの7月下旬から毎日昼と夕方に踊りの猛練習
 
東京メンバーは、徳島入りした本番2日前から練習開始
 
ハードでタイトなスケジュールでした笑
 

そんな状況でも、誰一人諦める事なく僕について来てくれて
 
本番は全員が120%以上の力を発揮し、
迫力のある踊りを表現することができました!
 

踊りを終えて舞台を降り、
連員を集めて振り返りをしようとしていた時の事
 

10分間休まずに全力で踊り続けていたので
みんな大汗をかいて膝を手についてたんですね
 
息が上がってて一見辛そうだったけど、
達成感に満ち溢れた表情で僕にこう言ってくれたんです
 
 
めっちゃお客さん多くて緊張したけどやりきれてよかったっす!
 
ごみゼロ連に誘ってくれてほんありがとうございました!楽しかったです!
 
 
僕が感動したのはこのエピソードの後

みんなめっちゃ疲れてるのに、
早くごみブースへ戻ろうとして移動し始めたんです!
 

その姿を後ろから見てたら、
なんか目頭が熱くなってきて
 
「踊る阿呆」から「支える阿呆」へ変わろうとして気持ちを入れ替えてくれているのがめっちゃ伝わってきて
 
彼らは阿波踊りを踊らない日も、
支える阿呆の活動に参加していました
 

その事が功を奏したのか、
去年以上に街のごみを集めたという成果が生まれ
 

ごみ収集だけじゃなく、
沢山のお客さんがLEDを用いた出身地アンケートに回答してくれたり、
Instagramにハッシュタグをつけて活動のことを投稿してくれてました!
 
 
熱いのにお疲れ様!
 
舞台踊り見ました!凄く上手ですね!
 
去年もLEDやつやりました!
 
 
こうした嬉しい言葉を活動中に言ってもらえるのは徳島チームが5年前から続けてきた「支える阿呆」の活動が少しずつ周りの人に認識され、受け入れられてきたんだなぁって実感して
 

また4日間の活動を終えた次の日の振り返りの時にも、連員から嬉しい言葉を沢山いただきました!
 
 
支える阿呆の活動めっちゃ大変やけど、
今年やらな一生後悔すると思ってやりました。結果めっちゃ楽しかったです。誘ってくれてありがとうございます。
 
また来年も支える阿呆と踊る阿呆の両方をやりたいです!
 
 
この振り返りで、僕は連員の前で大号泣しまって笑
 

支える阿呆の活動を楽しくしようと協力してくれる仲間
 

その仲間の想いに共感してくれた沢山の新メンバー
 

連長として頼りない僕をごみゼロ連のみんなが協力して支えてくれたことを思うと、涙が止まらなかったです
 
 
また、お盆期間中に
ドリンクや差し入れを提供してくださった
グリーンバード徳島チームのOBOGの皆さん
 

そして、ボランティアメンバー全員分の夕食を4日間毎日用意してくださった、支える阿呆を支える阿呆の
藤田千晶さん、佐藤優里さん
 

本当にありがとうございました!!
 
 
来年も再来年もこれから先も
阿波踊りで「支える阿呆」が活躍し、
阿呆たち同士で支え合う繋がりが続いていけばいいなって思ってます!
 
それではまた来年!
よろしくお願いします!

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ごみゼロ阿波踊り2018

■4日間のボランティア参加者
合計90人
 
■集めたごみの袋数
60袋
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