徳島チームのおそうじ日記

TOKUSHIMA osouji nikki

ごみゼロ阿波踊り2019

2019.08.12 mon 徳島チーム posted by しみず
79人 / 136袋
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!
グリーンバードの清水です!
 
毎年、4日間で100万人以上のお客さんが集まる
徳島県の阿波踊り。
 
今年は、台風の影響で
残念ながら2日間のみの開催となりました。
 
徳島の夏が最高に賑わうこのイベントに
グリーンバード徳島チームが関わり始めて7回目。
 
毎年問題になるのが、市街地のごみの問題
 
普段であれば子どもたちが遊ぶ公園
まちの人の活動拠点
 
そんな場所に大量のごみが捨てられていくんです。
それがまた、尋常じゃないごみの量で。  
 
「この問題を何とかしよう!」と立ち上がったのが
徳島県内の環境団体の皆さん
 
”ごみゼロ阿波踊り実行委員会”という環境団体の連合をつくり、
ごみを回収するブースを市街地に設置して
阿波踊りをきれいな祭りにする活動を始められました!
 
 
グリーンバード徳島チームもこの意思に共感し、
水際公園でブースを構え、ごみの分別活動を行っています。
  
阿波踊りでは、踊る人とそれを見るお客さんのことを
「踊る阿呆に見る阿呆」と言いますが、
徳島チームでは阿波踊りのごみボランティアに従事する人の事を
「支える阿呆」と呼んでいます!
 
徳島チームの支える阿呆は毎年増えている一方で、
実行委員会全体としては参加者が減っているという現状があって。
  
「支える阿呆」の活動は
暑い中、汚れてしまう作業でもあるので
結構キツイんです。
 
そんな「支える阿呆」である私たちも
もっと楽しんで活動できないかと生まれたのが
「ごみゼロ連」なんです。
 
支えるだけじゃなくて
私たちも「踊る阿呆」になる。
 
その中で、ボランティアを楽しむ人が増えて
もっと充実した「支える阿呆」の活動をしていく。
 
これが、「ごみゼロ連」の目的です。
 
今年も徳島県内の高校生・大学生・社会人を合わせて
26人の徳島メンバーが集まりました。
 
さらに、例年参加してくれている
東京高円寺阿波おどりのボランティアメンバーも来てくれました!
 
 
今年は初めての試みも行って。
 
それは、私たちが事前に高円寺へ行って
自分たちの活動の面白さ・楽しさを伝えること。
 
どんな活動をしているのか
活動の目的は何か
高円寺メンバーとどんなお盆を過ごしたいのか
徳島メンバーたちの想い など
私から伝えられること全てをぶつけてきました。
 
そして、今年「ごみゼロ連」に
高円寺から8人のメンバーが来てくれました!!
 
去年の倍以上のメンバーが来てくれて
嬉しすぎて嬉しすぎて!!!!
 
「ごみゼロ連」として2日間舞台で踊りを披露させてもらうので
徳島メンバーは2週間前から練習の日々。
 
しかし、高円寺メンバーは徳島に来て
2日で構成を覚えなければならないという
かなりハードな日程で。笑
 
しかも、今年は例年の踊り構成を一新し、
『自分たちが楽しいだけじゃなく、見てくれる人にも楽しんでもらうためにはどうしたらいいか』を
追求し続けたため、去年よりも難しい構成となり
さらに高円寺メンバーは大変に。笑
 
覚えることが多い中で、
徳島メンバーも高円寺メンバーも
最後まで走り切ってくれました。
 
しかし、14日の舞台は台風で中止に。
 
それが悔しくてどうしても踊りたくて
「ごみゼロ連」初の輪踊りを道で決行!!!
 
私たちの踊りを見てもらって
想いを伝えて、
最終的にお客さんが手に持っている
ごみを回収して帰るという
新たな取り組みを生み出しました!!
 
最後に踊りきったみんなの顔は
すごく印象深くて
阿波踊りってここまで人を熱くさせるんだと
改めて実感しました。
 
輪踊り後には感動で泣いているメンバーもいたな。笑
 
もちろん、「踊る阿呆」だけでなく「支える阿呆」の活動も。
 
ごみブース活動で大声を出して
分別啓発の呼びかけをしてくれたり、
ごみの回収だけではなく、
LEDや写真ボードでの活動も行ってくれました。
 
今年は例年に比べて自主的に分別をしてくれる
お客さんが多かったように思います。
 
集まったごみの量も異常で。
4日間で集めるごみ袋の数を
今年は2日間で一気に追い抜いちゃいました。笑
 
それだけまちに捨てられずに済んだんだなと
目で見て実感しました。
 
去年もここで写真撮ったんよ
大変やね、ご苦労さん
いつもありがとう
 
お客さんからもそんな言葉をもらい、
私たちの活動が認知されていっているんだなと感じました。
 
地元の友達は
「毎年ここで緑のビブス着ておるけん
今年も見に来たよ」って
わざわざブースに寄ってくれたり。笑
 
私自身もこの活動が
定着していると実感できて嬉しいです。笑
 
活動後の振り返りでは
 
来年も活動したい
ブースも踊りも全部楽しかった
ボランティアしている自分が一番楽しんだ
 
そんな言葉が聞けて。
 
 
社会的意義ももちろん大切だけど
やっぱり活動する人たちが一番楽しまないと
活動の目的なんて伝えることができないんです。
というか、相手に伝わらない。
 
それを感じた今年のお盆でした。
 
 
台風のせいで2日つぶれてしまった、、、
本当に残念。悔しい!!
 
そう思えるぐらい
私たちグリーンバード徳島チームが
ここまで充実したお盆を過ごすことができたのは、
OBOGの先輩方が支えて下さったからなんです。
 
お盆期間の食事の準備や
(これがまた最高のディナー)
数々のドリンクの差し入れ
輪踊りの際のヘルプなど
 
私たちが思い切り活動できるように
「支える阿呆」を支えてくださいました。
 
そして、今年からその支え手に
私の同期も駆けつけてくれて。
 
去年まで一緒に活動していた仲間が
社会人となって支えに来てくれたんです。
 
先輩方や同期に会える時間ができたことが
私は何より嬉しかったです。
 
これから先もこの活動を経験できる
後輩たちや高円寺メンバーがたくさん増えて
大きな繋がりになればいいな。
 
その中に来年もいれますように。
 
2019年の阿波踊りでの活動を支えて下さったすべての皆様、
本当にありがとうございました。
 
そして、来年も是非よろしくお願いします!!
 
ーーーーーーーーーーーーー
ごみゼロ阿波踊り2019
 
■2日間のボランティア参加者
合計79人
  
■集めたごみの袋数
136袋
ーーーーーーーーーーーーー