遊ぶ右手と拾う左手と。
両方あってこそのグリーンバード。
それを再確認した、年の瀬の昼過ぎ。
-----------------------------------------------------
こんにちは!こんばんは!
徳島大学大学院2年の菊池です!
「あれ?清水じゃないの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、
この日は清水が風邪でダウンにより
たまたま事務所に居た僕が急遽ピンチヒッターとして
おそうじを仕切ることになったのです…!
(本当に皆さん、風邪にはお気をつけください。)
さて僕自身、おそうじを仕切るのは約3年ぶりのこと。
『“住吉のどの道を回ってやろうか”』
と考えを廻らしながら、鼻息荒く出陣すると、
「みっちーさん!河川敷行きたい!」
という後輩たちの声が。
考えを廻らしていた自分からすると
少し拍子抜けな言葉ではあったけれど
『しょうがないなぁ~』
と言うと、
「やったぁ~!行こ行こ!」
みんなのテンションが一段階高くなったような。
住吉おそうじが始まって早3年。
彼らにとって住吉という場所、
そして河川敷をおそうじすることが
すっかり定着してるんだなと感じた瞬間でした。
早速河川敷に到着すると、
普段見かけるようなペットボトルやたばこだけではなく
誰がこんなの捨てるんやってぐらい大きな“落とし物”まで…。
通りがかりの地元のおっちゃんから
「いつもお疲れさま」
の言葉を励みにしながら拾い続けていたら
あっという間に時間が経っていました。
そんな“落とし物”たちの収集がひと段落したとき
「こんなんあるで~」
と拾ってきたのが
野球少年たちの“忘れ物”であろう野球ボール。
河川敷をみんなでキャッチボールしながら
帰路につくことになりました。
しかし
「おそうじ中になにキャッチボールなんかしてるねん」
彼らの右手のみを見ると
そう思われるかもしれません。
しかし体の逆側に目をやると
河川敷の“忘れ物”たちを拾ったはち切れんばかりのごみ袋が
しっかりと左手にぶら下がっています。
これは一見すると相反すること。
でもこれこそがグリーンバードらしさなんだと思います。
左手(=おそうじ)を忘れて、右手(=遊び)のみになると
それは楽しいだけの時間になります。
逆に右手(=遊び)を忘れて、左手(=おそうじ)のみになると
それはつまらないだけの時間になってしまう。
「楽しみながら街歩き、楽しみながらおそうじ」
両方が重なり合ってこそ
自分たちが楽しみながら、街にちょこっとイイコトができる。
おそうじ活動を行うグリーンバード。
そこに学生たちが集い、また街の人から温かい声掛けをいただける理由。
僕はこの、一見相反する右手と左手から再確認することができました。
いつもより長い時間、たくさんの量を拾ったせいか
コミセンに帰ってきたみんなはお疲れムード。
しかし、顔にはやりきった感がみなぎっているように見えました。
そんなところに女子高生から手作りマカロンの差し入れが…!
ありがとう、めっちゃホッとしました。
9birdsの皆さん、お疲れさまでした!
また河川敷に突入してやりましょう!
-----------------------------------------------------
●おそうじエリア:住吉・城東地区
●おそうじ時間:1時間半
●参加人数:9birds
●ごみの数:可燃3 不燃4
●たばこの本数:246本