おそうじ日記

【海が教えてくれたこと】第564回北木島おそうじ!

2025.11.16
参加者数: 20人
ごみの重量: 33.6kg
2年ぶりの島ごみ拾いを開催しました!その様子をお届け!!👀✨

 

■石の島・北木島へ

今回の活動場所は、笠岡諸島のひとつ北木島!
かつて「石の島」として栄え、島のあちこちに採石場の跡が残る、
どこか力強さを感じる島です。
普段は街中で活動しているので、船に揺られて島に近づくにつれ、
ワクワクが少しずつ高まっていきました…!




■島に降り立って広がる現実

砂浜に降り立つと、街では見かけない量のゴミがずらり。
波にもまれてへしゃげた缶、色が変わったペットボトル、
7キロのバッテリー、掛け時計、ケーブル、漁具まで…! 



私たちの日常に馴染みのあるものから「え、なにこれ!?」と
思わず声が出るようなゴミまで漂着していました。
量も重さも、普段の活動とは完全にレベチ!! ペットボトルなんて袋がすぐパンパンに。 気づけば360本も拾っていました!笑

 

■拾う前と後が見える達成感

普段の活動では歩きながら拾うので、
拾った後の景色を振り返ることがあまりありません。
でも今回は、砂浜とじっくり向き合うスタイル。
拾う前と拾った後の砂浜が見比べられて、散らかった浜が みんなの手でどんどん綺麗になっていくのが目に見えてわかり、 いつもとは違う達成感を感じました!

 

■海がそっと教えてくれたこと



もう一つ印象的だったのが、海の姿です。
船の上から見る瀬戸内海は本当に穏やかで綺麗。 キラキラ光る水面だけを見ていると、 ゴミの存在なんて想像できません。 でも砂浜に立った瞬間に気づきます。 海の中で「見えなかったもの」が、 静かにここへ流れ着いていることに。
まるで海が、「気づいてほしい」と助けを求めて そっとゴミを運んできているように感じました。
笠岡諸島にはたくさんの島がありますが、 今回訪れたのはその中のほんの一つ。 それなのに、これだけの漂着ゴミ。 「じゃあ、他の島はどうなんだろう?」と思うと、 行き場のない気持ちになります。

■当たり前じゃない瀬戸内の景色



この瀬戸内海の景色は、当たり前じゃない。
私は岡山県外出身で、海といえば一直線の水平線。 だから、瀬戸内海のように水平線に 島々がぽこぽこ浮かぶ景色には馴染みがありません。
島と島の間から差す夕陽が水面に反射するあの景色。 今回一緒に来てくれた皆さんも、きっと心に残ったはずです。

■自然に触れ、仲間と過ごした一日

今回の活動を通して、海の現状に触れ、自然の音に耳を澄ませ、
仲間と協力する楽しさを改めて感じました!
またみんなで島に行って、ゴミを拾って、 綺麗な景色に見送られながら帰りたいです🧤 参加してくださった皆さん、ありがとうございました!