阿蘇大津チームのおそうじ日記Aso-ozu BLOG

1CHANCE FESTIVAL 2025 クリーンブースレポート 音楽とゴミと、はじまりの一日

2025.09.06
参加者数: 36人
ごみの重量: 50kg

2025年9月6日。
熊本県農業公園カントリーパークで開催された「WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025」にて、クリーンブースの運営と会場内のお掃除を行いました。

朝の会場には、まだ少しだけ静けさが残っていました。
けれど、開場時間が近づくにつれて、スタッフの皆さん、出店の皆さん、そして来場されるお客さんたちの動きが重なり合い、少しずつフェスの空気が立ち上がっていきます。

「いよいよ始まる」

そんな雰囲気の中で、私たちのクリーンブースもスタートしました。

今回の役割は、会場内で出たゴミの分別サポート、クリーンブースの運営、そして会場内の巡回清掃。
フェスを楽しむ皆さんが、最後まで気持ちよく過ごせるように。
そして、楽しい時間のあとに会場がきれいな状態で残るように。
そんな思いで一日が始まりました。

開演前から、少しずつゴミを持ってきてくださる方がいました。

「これはどこに捨てたらいいですか?」
「分別、これで合っていますか?」
「暑い中ありがとうございます」

そんなやり取りをしながら、ペットボトル、缶、紙類、フード容器、燃えるゴミなどを一つひとつ確認していきました。

野外フェスでは、音楽を楽しむこと、おいしいものを食べること、仲間と笑うこと、そのすべてが大切な思い出になります。
だからこそ、そのあとに出るゴミもたくさんあります。
でも、そのゴミをきちんと分けて捨てるところまで含めて、フェスを楽しむ文化なのだと感じました。

ステージでは、HANA、氣志團、go!go!vanillas、RIP SLYME、きゃりーぱみゅぱみゅ、MONGOL800、そしてWANIMAと、豪華なアーティストが次々に登場。
会場のあちこちから歓声が上がり、音楽が鳴るたびに空気が変わっていきました。

HANAのステージでは、会場にフレッシュで明るい空気が広がり、フェスの始まりを感じる時間に。
その音を遠くに聞きながら、私たちはブース周辺の確認と分別案内を進めていきました。

氣志團の時間になると、会場は一気にお祭りのような雰囲気に。
楽しそうなお客さんの表情や、遠くから聞こえてくる盛り上がりに、掃除をしているこちらまで自然と笑顔になります。

go!go!vanillasの軽快な音が響く頃には、飲食エリアや通路にも少しずつゴミが増えてきました。
大きなゴミだけでなく、紙くず、ストローの袋、落ちてしまった小さなプラスチック片なども見逃さないように拾っていきます。

RIP SLYMEの時間帯には、会場に心地よいリズムが流れ、少し大人な盛り上がりに。
音楽を聴きながらゴミを拾うというのは、普段の掃除とはまったく違う感覚です。
ただ黙々と拾うのではなく、会場の熱気や音を感じながら、フェスの一部として動いているような気持ちになりました。

きゃりーぱみゅぱみゅのステージでは、会場が一気にカラフルな雰囲気に。
お客さんの服装や表情も華やかで、フェスらしい楽しさがあふれていました。
家族連れの方や若い方たちも、ゴミを持ってクリーンブースに来てくださり、分別に協力してくださいました。

MONGOL800の時間には、どこか懐かしく、あたたかい空気が会場に広がりました。
曲に合わせて口ずさむ声や、ゆったりと楽しむお客さんの姿を見ながら、私たちは飲食エリアや通路を中心に巡回。
人が多い場所ほどゴミも出やすいので、早め早めに回収し、会場が散らかりすぎないように気を配りました。

そして、1日目の締めくくりはWANIMA。
地元・熊本で鳴らされるWANIMAの音は、やはり特別でした。
会場の熱気は一気に高まり、お客さんの笑顔、手を上げる姿、響く歓声が重なって、フェス全体がひとつになっていくような時間でした。

その盛り上がりの裏側で、クリーンブースも最後までフル稼働。
終演が近づくにつれて、ペットボトル、缶、紙皿、フードパック、割りばし、ビニール袋など、たくさんのゴミが集まってきました。

楽しい時間の分だけ、ゴミも出ます。
でも、多くの方がきちんと分別に協力してくださったことが、とても印象的でした。

「ここでいいですか?」
「分けたほうがいいですよね?」
「ありがとうございます」

そんな声に何度も励まされました。

1日目を終えて感じたのは、クリーンブースはただゴミを集める場所ではないということです。
フェスを楽しむ人たちと一緒に、きれいな会場をつくる場所。
音楽の熱気を、気持ちよく次の日へつなげる場所。
そんな役割があるのだと思いました。

暑さもあり、忙しさもありました。
それでも、音楽の力と、お客さんの笑顔と、分別に協力してくださる皆さんの姿に支えられた一日でした。

そして、1CHANCE FESTIVAL 2025はまだ終わりません。
明日もまた、この場所で音楽が鳴ります。
たくさんの人が集まり、たくさんの笑顔が生まれ、きっとまたたくさんのゴミも出るでしょう。

1日目で感じたことを、2日目にしっかりつなげていく。
きれいな会場で、最後まで最高のフェスを楽しんでもらえるように。

そんな思いを胸に、クリーンブースの1日目は終了しました。