グリーンバード事務局チームのおそうじ日記

greenbird osouji nikki

RePLAMOビーチクリーン vol.1@吹上浜・鹿児島

2021.09.26 sun グリーンバード事務局チーム
23人 / 13袋
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私たちグリーンバードが今年8月、
新たなに始動したアップサイクルプロジェクト「RePLAMO」

これからの未来を担う子供達に、
海の環境問題をもっと身近に感じて欲しい。

子供たちに「ゴミを拾う」という経験を提供するだけでなく、
「拾ったゴミが新たな価値・モノに生まれ変わる」
そんな発見と感動を与えたい。

そんな想いを元に、団体設立から19年目に、
このプロジェクトが生まれました。

記念すべき第1弾の開催場所は、鹿児島県・吹上浜。
南北475kmにもおよぶ長大な砂浜で、県内でも人気の海岸です。

実は吹上浜は鹿児島県でも有数のウミガメの繁殖地。
5月中旬~8月初旬、多くのアカウミガメが産卵のために吹上浜に上陸するのです。

天気は晴れ。雲ひとつない快晴に恵まれたのですが、
幼い子供たちとのビーチクリーンには残念ながら不都合。。
舞台は灼熱の砂浜の上。熱中症が懸念されました。

ご参加頂いた皆さんは、
殆どがグリーンバード未経験でした。

今回の団体としての目的の一つに、
これまでグリーンバードと関係のなかった人を、
「アップサイクル」という新たな取り組みによって、
アプローチしたい〜と掲げていたので、見事にこれがハマりました。

ウミガメが好きで、コロナ渦で子供と出掛ける機会が減って、
SNSやニュースで見掛けて、友人から紹介されて、など参加理由も様々。

本プロジェクトのスポンサー企業である「yogibo」とのコラボビブスを着用し、
活動の趣旨やルールなどを説明して、いよいよビーチクリーンがスタート。

※この取り組みはyogibo社の手掛ける社会課題解決プロジェクト「TANZAQ」の一環です。
 とっても素敵なプロジェクトなので是非HPもチェックしてみてください!→ https://tanzaq.jp

とみんなで元気良くスタートしたのも束の間、
目の前には大量のゴミ。ゴミ。ゴミ。。

正直、想像以上でした。
こんなゴミで溢れかえった砂浜で、
ウミガメが産卵しているのかと思うと悲しくなりました。

鹿児島という土地ゆえに、
韓国や中国から漂着しているゴミも大量に見受けられました。

子供だけでなく、お父さんお母さんも必死。
みんなで一生懸命にゴミを拾い続けました。

体力的にも厳しくなり、今回は30分くらいで終了。
たった30分でも本当に沢山のゴミを回収できました。

それでもまだ目の前には大量のゴミ。
何日間かけてやっと回収できるかどうか。

参加した子供たち、そして保護者の皆さん。
親子で挑む協同作業はいががでしたでしょうか?

今回、踏み台した一歩は、
これからの人生において貴重で偉大な一歩です。

回収したプラスチックごみは、
汚れや臭いを落とした後、横浜の工場で、
ウミガメのプラスチックゴミへと生まれ変えます。

自分たちが拾ったゴミが、
どんなウミガメに生まれ変わるのか。
楽しみにお待ちください!

次回の開催は、10月9日。神奈川県の江ノ島です。
ご参加お待ちしておりますー!